シェービング

【クラシックシェービング】PAAの超アグレッシブな両刃カミソリを紹介

この記事は以下のような人におすすめ!
・クラシックシェービングが好きな人
・PAAに興味がある人
・海外通販好きな人

たぬきち
たぬきち
phoenix artisan accoutrementsの両刃カミソリをレビューしています!

久しぶりのシェービングネタ。今日は、最近登板頻度の多い、phoenix artisan accoutrements(以下、PAA)の両刃カミソリを紹介したい。

商品概要

商品名 The Ascension Twist-Adjustable Double Open Comb Safety Razor – CNC Machined | 316L Stainless Steel
価格 $79.95 USD
重量 98 grams/ 3.46 Oz
長さ 3.75インチ(95mm)

今回紹介したいのはPAAのダブルオープンコームのホルダー。基本情報は上記の表の通り。

その名の通り、トッププレートもベースプレートも櫛状になっている。

横から見ると、こんな具合。

 

ちなみに、同じ形のアルミ製のホルダーも発売されている。こちらはベースプレートが水色で、アルミのマットな質感がかっこいい。正直デザインはこっちの方が好みだったのだが、重量(Complete Razor Approx. Wt. 33 grams/ 1.16 Oz)が軽すぎるため、おとなしくステンレス製を購入することにした。

 

購入理由

僕が持っている両刃カミソリは4本。ミューレR89、メルクール34c、gillette fatboy、razorock mamba70。この4本に共通して言えることは、どれもマイルド寄りのホルダーだということfatboyはアジャスタブルではあるものの。

特に最近気に入って使っていたmamba70はかなりマイルド。適度な重量もあり、見た目も美しい。マイルドだから気軽に使えて気に入っていたわけだが、深剃り向きではないなあと常々感じていたのだ。というのも、僕はおそらく人よりも髭が濃く硬いため、マイルドなカミソリでは、ツルツルのレベルまで持っていくには、パス回数を重ねる必要がある。そのため、せっかくのマイルドホルダーなのに、パス回数を重ね肌を痛めてしまうという本末転倒な結果となることが多かった。

もちろん、ツルツルにすることだけがシェービングのゴールではないと思っているので、そこだけに拘っているわけではないのだが、アグレッシブなホルダーを1本持っておいてもよかろうという考えから、購入に至ったわけだ。

いくつか候補はあったのだが、最終的に、1番好きなシェービングブランドであるPAAからチョイスすることにした。生産ロットが少量なのか、公式サイトを覗いても、sold outのことが多い。入荷したらメールが来るように公式サイトで設定し待っていたところ、昨年11月頃に連絡が来たため、迷わず購入した。ちなみに、2020年5月現在、またsold outになっているようだ。

使用感

前述の通り、購入自体は結構前だったのだが、登板頻度が増えたのはここ最近。コロナにより在宅時間が増えて、ゆっくり時間をかけてシェービングをすることができるようになったため。ちょうど今日、このホルダーでシェービングをした。そのときのセットがこちら。

SOTD

ソープは同じくPAAからチョイス。G.W.に入り、一気に気温が上がってきたため、夏向けのソープにしてみた。写真に入れ忘れたのが、この他に、セイヤーズのウィッチヘーゼル(ココナッツ)とアルムも使用している。

普段、アフターシェーブローションはポーチュガル4711を愛用しているのだが(好きすぎて、どんなソープの場合でもこれしか使わないので、いつも最終的な香りが一緒になる)、今回は、アディダスのものを使用。

アディダス アフターシェーブローション

以前、ハワイ旅行に行った際にウォルマートで購入したもの。

日本で見かけたことがなかったので、思わず買ってしまったのだが、どうやら普通にアマゾンとかで買えるようだ。アフターシェーブローションの質としてはいたって普通。香りはマリン系の香水っぽい感じ。旅行中に買って使っていたので、この香りをかぐとハワイの楽しかった思い出が蘇る。というわけで結構気に入っているのだ。

 

ホルダーとしての使用感としては、期待していた通りのアグレッシブさだなという印象。感覚としては、fatboyのダイヤル7よりもアグレッシブ。少し油断すると、すぐ流血してしまうレベルではある。しかしその分だけ、髭が短くなるのも早い。mamba70なら3パス+タッチアップでも少し物足りなさを感じていたが、PAAのダブルオープンコームでは、2パス(順・横)+顎下のみ逆剃りで、ツルツル近くまで持っていくことが出来る。しかも、肌に当てる回数自体が少ないので、案外肌は傷めない。このホルダーを使用するときは、あえてシャープなブレードをチョイスするようにしている。パス回数を最小限に抑えるためだ。

今日シェービングしてみて改めて思ったが、mamba70で追い込みまくるよりも、短い時間で深剃りできて、かつ肌ダメージが少ないため、実はこのホルダーが、今の自分には一番合っているのではないかと思っている。

というわけで、アグレッシブホルダーに一段と興味が湧いてきてしまった。またいいのを見つけたら、購入してレビューしようと思う。