この記事は以下のような人におすすめ!
・とにかくモテたい男性
・Kindle Unlimitedをフル活用したい人
・笑える本が読みたい人
『LOVE理論』という作品をご存知だろうか?
2007年に大和書房から発売された、水野敬也による恋愛指南本。
それが『LOVE理論』だ。
作中では、著者の水野敬也が、自身を水野愛也と称し、独自の恋愛理論を展開している。
これがとにかく超面白い。そして妙な納得感があり、本当にこれを読めばモテるようになる気がしてくる。単純に読み物として面白く、実用書として為になる、そんな作品だ。
発売自体はもう、13年前の本。言ってしまえば古い本だ。
なぜそんな本を今更紹介するのかと言えば、それはなんと、今この作品が、
Kindle Unlimitedの対象本になっているからだ。普通に買えば、1,300円以上する作品が、Kindle Unlimitedを介することで、980円で読むことができる。
もはや『LOVE理論』を読むためだけに、Kindle Unlimitedを契約しても損はないと言っていい。しかも、Kindle Unlimitedをはじめて利用する人には、1ヶ月の無料お試し期間が存在する。この間に『LOVE理論』を読んで、さっさと解約してしまえば、タダで最高の恋愛理論を学ぶことができる。あとはそこで学んだ理論を駆使して、充実したモテライフを過ごすのがよかろう。
ここで気をつけなければならないのは、Kindle Unlimitedの対象本は、時期によって変動するということだ。2020年10月現在、『LOVE理論』はその対象となっているが、そのうちきっと、対象から外れてしまうことだろう。そうなると、次のチャンスがいつ訪れるかはわからない。
この日本に住む、全男(主に未婚)に伝えたい。今すぐ『LOVE理論』を読め。
手遅れにならないうちに、今すぐだ。
方法は、以下の記事に、わかりやすく簡潔に示した。
記事を参考に、Kindle Unlimitedから『LOVE理論』を読み、テクニックを身に着け、実践してみてほしい。
さあ、入り口はここだ。みんなバラ色のモテライフを送ろう。
「そうは言っても…」という、そこのあなた。
しょうがない。せっかくの機会だ。『LOVE理論』を徹底的に読み込んだ私から、中でも特に役立つと思われる理論を少しだけ、紹介することにしよう。
さあ、ここからは、記事の上に戻って、Kindle Unlimitedから『LOVE理論』のすべてを手に入れるか。もしくはこのまま記事の先を読み、『LOVE理論』の一部に触れるか。後者の場合はきっと、記事を最後まで読み終えた後、すぐさまAmazonでポチるか、近くの本屋にダッシュすることになるだろう。つまり、いずれのルートをとった場合も、『LOVE理論』から最高の恋愛理論を学ぶことができ、その後は充実したモテライフを送ることができるということ。
最短ルートで進むのか、ちょっと回り道をするのか、それだけの違い。
どっちを選んだっていい。
作品概要
『新装版 LOVE理論』
発行所:文響社
著者:水野敬也
発売日:2013年12月
『LOVE理論』とは?
記事冒頭、どうしてもこの作品のすばらしさを伝えたくて、妙なテンションになってしまった。ここからは、少し落ち着いて、真面目に解説と紹介をしていく。
先述の通り、2007年に大和書房から発売された、水野敬也による恋愛指南本。
それが『LOVE理論』だ。
その『LOVE理論』が、同じく水野敬也の著作である『「美女と野獣」の野獣になる方法(文春文庫)』の内容とともに加筆修正し、さらにITなどを駆使した新たな理論を加えたものが2013年に文響社より発売された『新装版 LOVE理論』だ。
たくさん笑えて、目一杯実践できる恋愛指南本として、世の(モテない)男性たちに大ヒットした。それにより、ドラマ化や漫画化もされ、女性たちの目にも留まるようになり、(モテない)男性だけじゃなく、「女性にも使える!」と大変話題になった。
発売時期だけ見ると、結構古い本なのだが、その内容は、全く古くない。
というか、たぶんこの先の未来も、ずっと古くならないだろうと私は思う。
なぜならそれは、人間の男女がこの世に生き続ける限り、恋愛というのは、絶対になくなることがないものだからだ。
「人はなぜ生きるのか」
そんな哲学的な問いは、きっと誰も正解の答えなど持ってはいないが、種としての存在理由として述べれば、それは「子孫繁栄」だと思う。ヒトが生き続けるためには、子孫を残し続けなければならない。子孫を残すためには、異性との交遊が必要だ。つまり、ヒトは恋愛をし続ける。この先の未来もなくなることはないはずだ。
そして、その恋愛における感覚・価値観・尺度を、「恋愛観」という言葉にひとまとめにしてみると、「恋愛観」は人それぞれのように思えて、実はそれは普遍的なものではないかと思う。「男とはこういうものだ」「女とはこういうものだ」というような決めつけは当然よくない。ステレオタイプ的な考え方は間違っている。
けれど、これまでの人類の歴史、つまり男女の恋愛の歴史を見てみると、どうやら、いくつかの「型」があるらしい。そしてその「型」は、時代によって変わるものではなく、多くの男女に当てはまる。多くの実践と結果、それによって導き出された「型」。それが「理論」だ。
きっとみんな、なんとなくはわかっている。はっきり言葉にできないだけで、感覚としてはわかっている。それを、独自の視点に経験談を交え、面白おかしく、かつ明快に言葉として示したのが『LOVE理論』だ。
だから私は、普遍的な価値あるものとして、今こそ『LOVE理論』を伝えようと思った。
おすすめLOVE理論
Kindle Unlimited経由の最短ルートではなく、まずは『LOVE理論』の一部に触れて、どんなもんか雰囲気を掴んでみたいというルートを選択された方々のために、私の独断で、特に為になった理論を2つ紹介しようと思う。
①「うわっつらKINDNESS理論」
まず前提として、水野愛也は、恋愛強者になるための根本原理として、「恋愛五大陸理論」というものを唱えている。
これは、恋愛理論の中でも基礎中の基礎に位置するものであり、水野愛也が提唱する理論を世界地図に例えた時、ある5つの理論が五大陸のように多くの部分を占めることから、「恋愛五大陸理論」と名付けられたという。「うわっつらKINDNESS理論」というのは、その中の1つだ。
まずはとあるアンケート結果の話だが、
「どんな男性が好みのタイプですか?」というアンケートを女性たちにとったところ「優しい人」というのが回答の最上位となったそうだ。
さて、ここで言う「優しい」とはどういう意味か?
この「優しい」の本当の意味を理解しているかどうかが、モテるかモテないかの分かれ道だ。
結論を言ってしまうと、ここで言う「優しい」とは、「表面上の優しさ」だ。
女性たちは、「内面の優しさ」なんて見ていないということだ。
みなさんのまわりにもいないだろうか?
「あいつ、すげーいいやつなのに、なんでモテないんだろう」
と思うやつ。
これはつまり、女性の求める優しさを履き違えていて、表面上の優しさが重要であることを理解していないということだ。
この表面上の優しさを、水野愛也は「うわっつらKINDNESS」と呼んでいる。
「女性は内面や性格なんて見ていない」という事実に、肩を落としたくなる気持ちもわかるが、逆に言えば、これはチャンスだ。
「うわっつらKINDNESS」は、非常にわかりやすく、具体的な行動で示すことができる。
つまり、求められていることに対し、明確な解答が存在しているということだ。
「うわっつらKINDNESS」の具体的行動を、以下に少しだけ紹介する。
ただ覚えて、実践するだけでいい。
・車道側を歩く
・ふた、キャップを代わりに開ける
・「寒くない?」と何度も聞く
・「大丈夫?」と何度も聞く
・「綺麗だね」を連発する
・「重い荷物を持つ」
・グラスの空きに素早く気づく
・ほめる
・メールは男が出して終わる
・歩調を合わせる
・食べる速度を合わせる
・デザートをすすめる
ほんの一部を紹介した。本書には、55通りの「うわっつらKINDNESS」が記されている。
どうだろう、そんなに難しい行動ではないはずだ。でも、世の女性たちは、こういったわかりやすい「優しさ」を求めているらしい。
すぐにでも実践に移すべきだが、その前に1つだけ注意事項。
女性を喜ばすことのできるこの行動、男に見られると、
「あいつ、サブい」
となる。
絶対にこっそり実行すること。
②日本代表理論
「日本代表理論」は、合コンでの正しい立ち振る舞い方を示す理論だ。
ここでもまずはアンケート結果の話だが、交際相手のいない男性に「彼女ができない理由」を聞くと、じつに67%の男性が、「出会いがない」というのを理由に上げたそうだ。
この「出会いがない」問題に対し、水野愛也はズバリこう指南している。
「同性をオトせ」
出会いの場、つまり合コンの場で、女性ばかりを見るのではなく、まずはその場にいる同性、それも「その場の中心にいる男」「実際にモテている男」に気に入られることを最優先しろということだ。
水野愛也はこの行動を「監督さんの顔色をうかがう」と表現している。
ここで言う「監督さん」というのは、言うまでもなく「飲み会の幹事」のことだ。
合コンを一つの試合と捉え、居酒屋をフィールドと見る。
監督さん(幹事)が、その試合をどう組み立てたいのか、それにまずは注目するという。
目には見えない「サイン」を読み取り、然るべき自分のポジションを決定する。
もし監督さんが、自らトークで切り込んでいくプレイングマネージャータイプなら、それをフォローするツッコミにまわる。
すでにツッコミ役がいるのなら、女性陣のグラスが空くのを気にするグラスチェンジ係。
また、カラオケでの盛り上げ役としてタンバリンを叩き続けるタンバリン奉行、店員を呼ぶためにピンポンを押すという行為だけに特化したピンポンCEOなど、その場の状況に合わせて臨機応変にポジショニングしていく。
合コンという試合において、監督さんに選手としての能力をアピールすることで、スタメンの座を勝ち取る。これができれば、次の試合もお誘いがかかるようになり、自然と女性との出会いが増えるということだ。これが水野愛也が提唱する「日本代表理論」。
ちなみに、現時点で存在が確認されている主な合コンのポジションを少しだけ紹介しておく。
スナイパー | 空気が読めなかったり、場を乱す女に狙いを定めてケアし、おとなしくさせる |
---|---|
メカニック | ケータイの専門知識が豊富。飲み会終了間際の連絡先交換などに活躍 |
ハリウッド | ルックスのよさで女のテンションを高める |
サンドバックマン | 女からひたすらいじられる |
牧師 | 最近嫌なことがあってへこんでいる女の悩みをひらすら聞く |
しんがり | 最後、忘れ物がないかチェックする |
ナビ | 二次会の会場まで道案内する |
ぬりかべ | 帰ろうとする女の前に立ちふさがる |
公正取引委員会 | 飲み会中に他の男とメールしている女を取り締まる |
大先生 | 会計を一人で全部支払う |
本書には、30のポジションが紹介されている。
ここを読むだけでも、大変為になること間違いなし。
ぜひチェックしてみてほしい。
まとめ
さて、少々長くなりすぎたので、そろそろ『LOVE理論」の紹介を終えようと思います。
しつこいようですが、今こそ『LOVE理論』からテクニックを学び、その後の人生をバラ色に変えるチャンスです。
このまま記事を閉じて、近くの本屋にダッシュするもよし、Amazonや楽天で注文するもよし、Kindle Unlimitedで無料読みするもよし、どんな選択をするかはあなた次第です。
あ、最後にひとつだけ伝え忘れました。
本書の最後、あとがき的なところに「最後に」というパートがあります。
たくさん笑って、いっぱい学んだ後に、最後にちょっとだけ泣けると思います。
どんな内容かは、ぜひ自分の目で確かめてみてください。