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【iPadで迷っている人必見】今のおすすめは「iPad Air」

最近、iPad需要が伸びているという。なんでも「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」である特別定額給付金によるものらしい。これによって給付される10万円の使い道としてiPad購入を検討している人が増えているということだ。

となればきっと、どのiPadを購入すべきなのか迷う人が少なからず出てくるはずだ。そんな方々に向けて、今回は記事を書いていきたい。

先に結論だけ言っておくと、今買うべきなのは、断然「iPad Air」だ。
もう一度言う。給付される10万円の使い道としてiPad購入を検討している人が買うべきなのは「iPad Air」だ。

以下、なぜ「iPad Air」なのかという理由を、持論過多でお送りしていくので、興味のある方はぜひ読んでいただきたい。

なぜiPad購入を検討する人が増えているのだろう

まず導入として、なぜiPad購入を検討する人が増えているのかということを、iPad(すなわちタブレット)ってどういう位置づけのデバイスなのかという観点から、他の代表的なデバイス(スマートフォン、PC)と比較しつつ考えてみる。

まず、スマートフォン。これはもう、“現代社会を生きる上でなくてはならない”デバイスだろう。
次にPC。これはおそらく、“仕事で必要な”デバイスのはずだ。
ではiPadはどうか?それは、“優先度は劣るけど、あったら便利な”デバイスということになるのではないだろうか。

なんとなくほしいなとは思いながらも絶対に必要なわけではないから、日常の可処分所得の中では、なかなか購入には踏み切れない。でも、臨時発生的なお金ならば、あまり躊躇せずに買うことが出来る。10万円というのも、ちょうどいい金額帯なのかもしれない。

つまり、言い換えれば、今回の一件でiPad購入を検討している人たちは、「iPadが絶対に必要な人達」ではないということだ。この点を踏まえて、「じゃあ買うべきiPadはどれか」という問いを次に考えてみる。

今買うべきIPadはどれなのか

2020年5月現在、iPadのラインナップはこんな感じ。

iPad Pro 84,800円(税別)から
iPad Air 54,800円(税別)から
iPad 34,800円(税別)から
iPad mini 45,800円(税別)から

先に断っておくが、今回、細かい性能やスペックについては言及しない。そういった比較は多くのブログや動画でなされているのでそちらを参照いただくか、apple公式のページを確認していただければと思う。今回検討材料となるのは、主に定性的な部分。説得力に欠ける点もあるかもしれないが、だからこそ見えてくるものもあると思うので、ご了承いただきたい。

まず、この中で明らかに異質なのは「iPad mini」。これは他の3つと比べると使用用途に大きく違いがあるので、そもそも比較対象外とする。「iPad mini」が必要な人というのは、おそらく明確な理由があるため、選択肢としてほぼ1択になるはずだからだ。

ということで、「iPad Pro」「iPad Air」「iPad」の3種に絞って考えてみる。
そもそも人間というのは、選択肢が松竹梅で与えられた場合、「竹」を選んでしまいがちな生き物だ。もし本当にそうであるならば、素直にスペック・金額ともに「竹」っぽい「iPad Air」で問題なさそうな気もするが、そうスムーズに行かない理由は、apple製品を好む人々の性質にあると考える。

どういうことかと言うと、apple製品を好む人々というのは、apple製品に対し、値段やスペックだけでは測れない価値を求めているからだ。わかりやすくかつ抽象的に言い換えるならば、“所有欲を満たしてくれるかどうか”もしくは”クオリティ・オブ・ライフが向上するかどうか”ということだ。

さて、話が抽象化してきたので、少し考え方を変えてみる。

次に考えるのは、自分に必要な(合った)ものはどれかということ。実はこれはすごく簡単。仕事として自分の“本業”に使用する人は「iPad Pro」。そうでなければ「iPad」でいい。つまり「iPad Pro」が“必要な人”というのは、イラストを書いたり、デザインしたり、動画つくったりみたいな、クリエイティブな仕事を本業に持ち、それに使用したいと考える人だけということだ。それ以外の人達は「iPad」で十分。ちなみに言うと「iPad Air」が“必要な人”なんていうのはおそらく存在しない。「iPad Air」じゃないと駄目な理由がないからだ。

では、上述した「apple製品を好む人々の性質」と「自分に必要な(合った)ものはどれか」という2つの観点で、答えをまとめてみるとこうなる。

iPad Pro ・本業で使う人
・ベゼルレスで角張ったデザインにこだわりがある人
iPad Air ・iPadを買うべき人のなかで、所有欲を満たしたい願望がある人
iPad ・本業で使うわけではない人
・とにかく安いのがいい人

おそらくだが、iPadでどれを買うかを迷っている人たちというのは、

①「iPad Pro」と「iPad Air」で悩んでいる
②「iPad Air」と「IPad」で悩んでいる

大方、この2種類に落ち着くと思う。なので、この2種類の人たちそれぞれに、選択の判断を下す後押しの言葉をかけて、「今買うべきiPadはどれなのか」という問いに結論を出したいと思う。

<①の方々>
⇒「本業で必要かどうかで選んでください。ちなみに、ベゼルレスで角張ったデザインにこ
だわりがある場合は、他のすべての要素を度外視して、iPad Pro一択で大丈夫です。デ
ザインのこだわりに勝るものはありません。ここを妥協すると後で絶対に後悔します」

<②の方々>
⇒「機能的には、どちらを選んでも全く問題ないです。apple製品は好きですか?好きならば、よほど予算が苦しくない限りはiPad Airにしておきましょう。きっとクオリティ・オブ・ライフが向上します」

さて、どうでしょう?結論が出たのではないでしょうか?
そうです。だいたいの人が「iPad Air」になりましたね。

というわけで、無事結論が出たということで、続いて私自身の話をさせてください。

私が購入した「iPad Air」

私が所有しているiPad Airがこちらです。

名称:iPad Air(第3世代)
サイズ:10.5インチ
タイプ:Wi-Fiモデル
ストレージ:64GB
カラー:シルバー
価格:54,800

購入したのは、2019年の10月頃。海外旅行に行く機会があり、そのときにiPadがあったら便利だなと思って、購入に踏み切りました。ちなみにさっきの話で言うと、私自身は①の人でした。「iPad Pro」と「iPad Air」で最後まで悩んだ結果、「Air」を選択しました。私の本業はサラリーマンなので、仕事上iPadが必要だったわけではないというのが、重要な決め手でした。主な使用用途はこの後記載しますが、半年使ってみて「Air」で全く問題がないので、「Pro」を選んでいたら、きっと宝の持ち腐れになっていただろうと思います。

また、私はiPhoneを楽天モバイルの最安のプランで契約してします。そのため、UQモバイルのWi-Fiルーターを契約して、常にそれを持ち歩いています。なので「iPad Air」はWi-Fiモデルをチョイスしました。

主な使用用途

①自宅でのwebブラウジング
iPhoneよりも画面が大きくて見やすく、MacBookよりも取り回しやすく高速。YouTubeの視聴なんか最高ですね。もうiPhoneで動画見る気が失せてしまうくらい、快適です。

②通勤中でのインプット
通勤電車で席に座れたときなど、iPadを鞄から引っ張り出して使用してます。メールやちょっとしたファイルを見たり、アプリでニュースチェックしたり。コロナの影響で最近は電車が空いているので、通勤時間帯も捗ります。

③kindleで読書
本業が出版業界なので、紙の本も大好きなのですが、やっぱり電子書籍は便利です。いろんな種類の本をチェックしたいので、電子はそういうときに威力を発揮します。「kindle paperwhite」も持ってますが、2台持ちはさすがに面倒なので、最近は専ら「iPad Air」で読書してます。「kindle unlimited」も利用して、通勤時間を有効活用してます。

④仕事のミーティング
仕事中にメインで使用するのは会社支給のノートPCで、以前はミーティング時にそれを持ち込んでいたのですが、最近はiPadを使用するようにしてます。会社のPCって、いろいろ使用に制限がかけられているので(フリーソフトをインストールできなかったり)、自分好みの快適な作業環境をつくりだすことが結構難しいです。特に最近は、web会議等で様々なツールを使用する場面が出てきたので、私物のiPadの方が、スムーズに仕事を出来ることに気づきました。iPadを使用して仕事をしていると気分も上がるので、モチベーションアップにもつながり、重宝しています。

使用ストレージは?

iPad購入時、スペックで最も気になる点が、ストレージだったりします。私は64GBを選んだのですが、これを見て、ちょっと足りないんじゃない?と思った方もいるのではないでしょうか?
約半年使用して、使用ストレージはこんな感じです。

どうでしょう?結構余裕があると思いませんか?
写真はグーグルフォト、仕事で使う系のファイルはグーグルドライブかドロップボックス。音楽はapple musicを利用してますが、デバイスへのダウンロードはほぼiPhoneのみ。という感じの運用なので、iPad自体で容量を消費するのはアプリ分くらいのものです。使い方次第では、64GBでも全く苦しくありません。

まとめ

どのiPadを買うべきかという問いへのアンサーは、人それぞれということにはなってしまいますが、最適解に近い答えが、スペック的にも、金額的にも、定性的にも「iPad Air」だと思っています。

定量的な部分だけでなく、定性的な部分に目を向けて見ると、案外すんなり判断できるものかもしれません。

iPad Airに導入しているアプリや、キーボードやペンシルといった周辺機器など、まだまだ紹介したいことがあるので、続きはまた次回ということで。