レザー

レッドウィング9877 エイジングレポート #1 

この記事は以下のような人におすすめ!
・レッドウィング好きな人
・レザーのエイジングに興味がある人
・アメカジ好きな人

たぬきち
たぬきち
レッドウィング9877のエイジングレポートです!
レザー好き、エイジング好き、レッドウィング好きの人に見てほしいです!

コロナのせいで、せっかく天気がいいのにG.W.も外出ができない。本当なら、お気に入りの靴を履いて、どこか遠出をしていたはずなのに。しかしそれが叶わないので、家の近くを散歩するぐらいに留めるしかない。せっかくなので今日は、最近その散歩時によく履いている靴を紹介したい。

レッドウィングが好き

僕はレザー製品が好きだ。

財布やキーケース、カードケースなどの小物ももちろんだが、革靴も好きだ。サラリーマンなので、平日はもっぱら革のビジネスシューズなのだが、その分、土日は意識してレッドウィングを履くようにしている。多少無理矢理にでも履かないとエイジングが進まないのだ。(レッドウィング好きの同士にはこの気持ちきっとわかってもらえるはず)

そんな僕がレッドウィングを履き始めたのは大学の時。大学生になって、ファッションというものを気にするようになりだして、何かかっこいい靴はないかとネットで調べて購入したのがきっかけだ。最初に買ったのはレッドウィング875。定番中の定番である。この875の話はまた別の機会にしようと思うが、訳あって875が履けなくなってしまったので、別のレッドウィングを新たに買おうと購入したのが、今回紹介したい9877だ。

正確に言うと、9877を買う前にラウンドトゥの9111も購入しているが、これもまた別の機会に紹介したい。

レッドウィング9877の購入理由

これが購入して間もない9877。

レッドウィング9877

9877は、875や9111と違い、8インチハイトのブーツだ。特徴的なのは、その色。つまり同じ8インチのアイリッシュセッターである877の色違い(レザー違い)という位置づけになる。細かい商品紹介やコンセプトはレッドウィング公式サイトをチェックしていただきたい。

当時のアイリッシュセッターを再現したというコンセプトにやられてしまった。レザー好きというのは、すべからくアンティーク好きなのだ。古いものほど、おしゃれでかっこよく見えてしまう。そんな理由から、9877を購入した。

8インチのデメリット

見た目がかっこいい8インチブーツだが、機能面ではお察しの通り、不便さが際立つ。もともとハンティングブーツなので、8インチがメリットになる場面は多かったのだろうが、現代日本において、脛近くまで締め上げてガードしなければならない場面はまず訪れない。ましてや日本は、室内では靴を脱ぐ文化なので、脱ぎ履きの場面が多いという意味でも、8インチの脱ぎ履きのしにくさは大きなデメリットとなる。加えて9877は、標準でついてくるシューレースが革製だ。かっこいいのでこれはこれで嬉しいのだが、圧倒的に使いづらい。締めるのも、緩めるのも、結構な労力となる。毎回、履くときにはそれなりの覚悟が必要なのだ。

そんな理由もあり、実は僕は、一度9877を履かなくなってしまった。大学の卒業旅行でイタリアに行った際、意気揚々と買ったばかりの9877を履いていったのだが、そこで痛い目にあった。買ったばかりだから当たり前っちゃ当たり前なのだが、盛大に靴ずれしたのだ。それも旅行中ずっと。右足のかかとが激痛に襲われ、せっかくの旅行を100%で楽しむことができなくなってしまった。そんなこともありつつ、その後社会人になったことで自然とブーツを履く生活から離れ、特に履きづらさを感じていた9877からは長らく遠ざかってしまった。

もう一度履き始めた理由

理由と書いてみたはいいものの、実は特に理由はない。久々に手にとってみたら、やっぱりかっこよくて、これをしっかりエイジングしたいなと思ってしまったからだ。購入自体はもう7年近く前になるのだが、履いた回数自体が少ないため、まだほとんどエイジングできていない状態だったのだ。せっかくならこれを、しっかり履き込んでかっこよく仕上げたい。そんな気持ちから、また9877を履き始めることにした。

9877の現状

これが、2020年5月現在の9877だ。

レッドウィング9877の見た目

まだまだ綺麗ではあるが、少しずつエイジングが進んできた感がある。多少の汚れも味だと思っているので、あえて雨の日に履いて出かけたりしている。ちなみにシューレースはレッドウィング純正のトラ紐に変えた。だいぶ脱ぎ履きしやすい。

レッドウィング9877のつま先

明るい色もかっこいいのだが、もっと飴色に育てたいので、多めにオイルを塗り込んで、色を濃いめに仕上げるようにしている。

手入れに使用しているのはこれら。

シューケア

1日履いたあとは、馬毛ブラシで軽く汚れを落とし、豚毛ブラシで少し強めにブラッシングしている。

これから季節は夏に向かい、ブーツが履きづらい気温になってくるが、できる限り履き続け、エイジングを進行させていきたい。当ブログでも、定期的に9877の現状をお伝えしていければと思う。

ちなみに、最後に付け加えると9877は人にはおすすめしない。まだレッドウィングを履いたことがないけど、とりあえず1足履いてみたいという人には、圧倒的に875をおすすめする。