先日投稿した、セカイモンでGillette Fatboy買ってみたの記事、
購入してから1ヶ月半くらいが経ったので、使用感などをレビューしてみようと思います。
まだまだ両刃初心者のたぬきちは、ミューレR89、メルクール34Cに続き、ホルダーはこれが3本目です。
いろんなホルダーと比較して、みたいなレビューではないですが、読んでもらえると嬉しいです。
Fatboyの外見
Fatboyの名の通り、ハンドルは太く、短めです。長さはミューレR89とメルクール34Cのちょうど中間くらい。Gillette のTTOということで、ヘッドはかなり厚めです。鼻の下などの細かいところの処理は、少しだけ剃りづらさを感じます。TTOにアジャスタブルダイヤルと、両刃カミソリとしての機能がふんだんに積み込まれた一本。メルクールやミューレのシンプルな作りに見慣れていたので、高価な工具っぽさを感じます。好き嫌いあるとは思いますが、僕はこれがかっこいいと思っています。
持った感じ、使用感
重量は他の所有者の方々のレビューを参考にさせてもらうと、80グラム弱とのこと。見た目ほどは重くないかな?という印象。ハンドルは滑りにくいデザインになっていて、滑り落ちることはなさそう。
そしてTTOがとにかく便利です。3ピースから2ピースのホルダーにしただけでもかなり楽に感じましたが、TTOの楽さを経験しちゃうとたまに使うミューレとかめんどくさくてしょうがないです。TTOでヘッド薄めみたいなホルダーってあったりするのでしょうか??
剃り味
剃り味はかなりスムーズです。Gilletteのホルダーもアジャスタブルホルダーも、どちらも初体験なので、総じてこういうものなのかもしれないのですが、かなりマイルドに感じます。
剃った時のフィードバックもかなり少なく、それでいてちゃんと剃れているので、スルスルとなめらかな感じの剃り味がとても気持ちいいです。
ブレードとの組み合わせはシャープなものの方が好みです。polsilverとかgillette platinumとか。
あくまで主観ですが、ダイヤル5でメルクール34Cと同じくらいのアグレッシブさ。僕の普段の使い方は、7で順剃り、5で横剃り・逆剃りです。少し肌が荒れてるかなというときは、5で順剃り、3で横剃り・逆剃り。
あまり肌が強い方ではないので、あえてシャープなブレードを使って、7で順剃り・横剃りの2パスで終わらせることもあります。
両刃使いたての頃は、その剃れ具合にハマって徹底的にBBSを目指してたのですが、最近ちょっと考え方が変わってきました。
シェービング自体が趣味になった分、剃った後の結果よりも、剃っている過程が楽しくなったためです。
だったらその楽しい過程をより快適なものにするため、無理に追い込む必要はないなと。
肌がダメージを負わない程度に、軽やかにスムーズにシェービングを楽しむのもアリだと気付きました。
総評
結論、Fatboyを購入して大正解でした。
出費はめちゃくちゃ痛かったのですが、使い心地はもちろんのこと、シェービングがより楽しくなりました。
これから始めようという人にも、最初の一本としておすすめできます。
特に否定的な意見はないのですが、あえてマイナスなことも言っておくと、アジャスタブル機能はそんなに使わないなと。
gillette adjustableは、ダイヤルを回す時に一度ヘッドをオープンにする必要があるため、ずっと使ってるとそのひと手間がわりと面倒くさいということと、結局使うダイヤルは固定されてくるということ。
僕の場合は基本、7、5。たまに3。
自分の肌にあった固定のホルダーを見つけてしまったら、たぶんそっちの方が扱いやすいです。
だからこそ、僕みたいな両刃でのシェービングを始めて間もない人にはおすすめできます。ヒゲの伸び、肌のコンディションに合わせて試行錯誤できるので。
もう1つだけ、マイナスポイントありました!
素晴らしいホルダーだけに、ヴィンテージホルダーを他にも試してみたくなってしまうことです。
少しずつ、ホルダー集めていこうと思います。