さて、前回の記事では、クラシックシェービングを始め、ミューレR89を購入したところまでを書きました。今回はその続きから書いていこうと思います。
クラシックシェービングはコスパがいい!?
クラシックシェービングによって、日課を趣味の時間に変えたわけですが、趣味化したことによって生じたデメリットもあります。
そう、お金です。
本来クラシックシェービング(→両刃カミソリでのシェービング)は、コスパが非常にいいとされます。現在主流になっている、カートリッジ式の5枚刃のT字カミソリは、ホルダー本体の値段は安いですが、替刃がとても高価です。(プリンター業界の商売構造と同じですね)しかも替刃が、全然持たない。ジレットの公式HPでは、替刃は最長1ヶ月程度使えると回答しているようですが、髭濃い族の僕なんかは、3回でアウトです。スムーサーも真っ白、剃れなくなった刃でいたずらに肌を傷つけるばかりです。
「これが1ヶ月も持つ奴なんて、そもそもほぼ髭生えてない奴とちゃうんか!?おぉ!?」
一方、両刃カミソリの方は、なんと言っても替刃が安い。価格と剃り味のバランスがいいと人気の替刃シャークなどは、Amazonで100枚1500円くらいで買えちゃいます。
1枚あたり15円。5枚刃のカートリッジ式替刃は、大体8個入りで2500円くらいするので、1個あたり300円強。圧倒的な差です。しかも1枚刃だから、毛づまりもせず、使用後のケアなどもしっかり行えば、比較的長持ちです。
以上のことから、両刃でのシェービングはカートリッジ式T字に比べ、非常にコスパがいいと言えます。
しかし僕の場合は違います。両刃でのシェービングが趣味になってしまったので、どんどん新しい道具が欲しくなるのです。
替刃いろいろ試したいな、ソープも香りを楽しみたい、ブラシはやっぱりシルバーチップだよね…などなど。キリがありません。
でも、いいんです!
もとから僕は、コスト削減のために両刃カミソリを買ったわけではありません。あの無味乾燥な時間を、価値のあるものにしたかった。そういう意味で、この選択は大正解だったと言えます。
ちなみにですが、僕はこれまで電気シェーバー派です。しかも大学時代に買ったものを今でも使用しています。1回も刃の交換はしていないズボラ男子ですので、ある意味コスパという観点では元から最強でした。目的が違うのです。
ミューレR89のハンドルは滑りやすい!?
両刃カミソリの導入によって、ハリウッド映画に出てくる渋いおっさんさながらの優雅な朝を過ごしていたぼくですが、1ヶ月も経たない内に、気になることが出てきてしまいました。
「ミューレのハンドル滑りやすくね?」
わかっていたことでした。購入の前に散々調べ、吟味したのですから、その上でミューレを選んだはずなのに、それでもその違和感が気になってしまう。趣味となってしまったからこそ、お気に入りのものでシェービングがしたいんです。気に入っているものだからこそ、一度覚えたその違和感を拭うことはできず、気がつけばメルクール34cに手を出していたのでした。
そして沼へ
メルクールだけに飽き足らず、替刃もシェービングソープも買い足してしまいました。
替刃は、wilkinsonsword、personna platinum、shark super stainless、gillette platinumなどなど。
シェービングソープは、D.R.HarrisのWindsor Shaving Soapを購入。
結果的に費用はかかる一方のクラシックシェービングですが、でもこれでいいんです。
なぜなら、かっこいいから。
そう割り切った僕は、怒涛の買い物を続けます。
このへんからシェービングソープにハマっていくことになるのですが、それはまた次回。
簡単にレビュー メルクール34cの使い心地は抜群
ミューレ購入から1ヶ月も経たない内に購入したメルクールですが、使い心地は抜群です。
ハンドルには滑りにくい加工が施されていますし、サイズも小ぶりで扱いがとてもラクです。ミューレのような「美しさ」はないのですが、その分機能美に溢れています。
剃り味という意味では、ミューレよりもややアグレッシブに感じました。
苦手なエラから顎下にかけてのゾーンが剃り残しづらいような気がして、大満足です。
当ブログ、ただの買い物日記になってしまいそうでヒヤヒヤしています。
買った商品はなるべくちゃんとレビューすることが今後の目標です。